病院管理栄養士の仕事の重要な部分
それは、患者さんへの食事提供です。



必死にカロリー計算してつくったって
患者さんにせっかく出した食事も
食べてもらえてないと意味がありません!!


提供した食事をどれだけ食べてるか
を知ることが大切です。





今回は、どうやって食事摂取量を把握しているのかについてお話します。



うちの病院は食事提供をおこなう介護士さんが、
食事の片づけの際に

・食事摂取量
 
主食・副食を割合で表記
・水分量
 ㎖で表記


を記録しておいてくれています。



あ、ありがてぇ…。




そして、その記録をもとに
実際の食事摂取率を計算します。

例えば、1600kcalの食事を提供していて
摂取率が5割だったら
1600×0.5=800kcalしか食べてないなー。

ってわかります。






あ、ありがてぇ…。
(目頭抑えながら)




ハッピーエンド

しあわーせーとはーー♪









って‥‥
ここで終わってはいけませぬぞ。
皆の衆。



ここからが本編です。



さっきのは茶番はなんだったって?

では、気を取り直して。


【患者さんの食事摂取量ほ把握方法】
①介護士さんが残してくれた記録をみる
②ミールラウンドをする
③返ってきた残飯もこっそりチェック
④定期的に体重と採血結果を照らし合わせてチェック





解説⬇︎


①介護士さんが残してくれた記録をみる


これは先ほども解説したように、
ざっくり全体の食事摂取量を
把握するのには使えます。

でもどのおかずを残したとか
詳しいところは分かりません。






②ミールラウンドをする

そこで実際に食べてる最中の患者さんを見にいきます。
(それをミールラウンドという)

正直これが一番大切です!!


本人を見ることで知る情報はたくさんあります。

実際に会話ができる方なら、
食事についての意見も伺います。

ただし、
比較的頭がしっかりしてる患者さんは
食事の担当の管理栄養士に気を使って
正直に不満を言わない患者さんもいます。

なので鵜呑みはだめですよ。


他の職種の人には
正直に不満を言う人もいるので
後から他の職種に探りを入れましょう。





③返ってきた残飯もこっそりチェック

ミールラウンドだと、
患者さんの食べてる最中は見れますが、
結局のところ
最終的な量と好き嫌いを把握するなら
残飯を見るのがはやい!!!


「百聞は一見にしかず」感が
すごいですよ


「パンの耳だけ残してるww」
「甘いものは毎回食べてるなww」
「野菜キライかww」

などなど。


毎日全員のを見るのは
時間的に難しいのですが…。


食事摂取量が少なくて
対応に悩んでいる
患者さんがいるのであれば、
ぜひ何回分かを見てみてください。

残す食材の傾向が分かってくるかも!?






④定期的に体重と採血結果を照らし合わせてチェック


最後は結局これなんすよねーーー。

毎回完食していたところで、
体重減少・栄養状態低下が
みられていたら
意味ないっス…。
その人にとっては提供量が足りないってことだよね。


反対にもりもり食べて太っていく人もいますけどw


あとは食事残してるけど、
体重の推移と栄養状態が
長期的に安定していたら
食事量を完食できる量に減らしてあげることもできます。









「疑ってかかれ」
て言ったら言葉悪いけど。




何事も鵜呑みにせず
多方面から見ることが大切です。



しんじつはいつもひとつ!

tanntei
まじで探偵気分