患者さんのなかでは、
1日3食の食事では
1日に必要な熱量(kcal)や栄養素が
取れない方がいらっしゃいます。


理由はいろいろなんですけどね…。
食欲がない
好き嫌いが多い
すぐおなかいっぱいになる

などなど




そんなかたには、
補助栄養食品を食事とは別に
追加して提供しています。


ドリンクタイプのものもあれば、
ゼリー状のものなど
甘いもの
おかずのような塩気のあるもの
などさまざまです。

食事で補いにくい栄養素や熱量を
少しの量で補えるように研究・開発された
すぐれものです。


本当にいろんな会社が出しているので
カタログ見てたら
きりなくて面白いですよw




どんな商品があるかは、
こちらも参考にしてみてください
たくさんの商品があるなかで、
・患者さんにあう補助栄養食品の選び方
・施設導入する際に気を付けること

について教えちゃいます。




【補助栄養食品の選び方】
1目的はなんなのか?
2栄養成分は目的と病態にあっているか?
3食べやすいか
 ・味
 ・食感
 ・量
4ゼリー状のものは離水がないか?
5値段はどうか?
 ・複数業者がある場合は比較
6在庫管理面はどうか?
 ・発注単位の確認
 ・消費期限





解説していきまーす

【補助栄養食品の選び方】
1目的はなんなのか?

まず、補助栄養食品を活用する目的はなんですか?
 ・必要摂取量を補うため?
 ・ビタミン、ミネラルを補うため?
 ・脱水予防の水分を補うため?

なんのために提供するのか目的を明確にしましょう




2栄養成分は目的と病態にあっているか?
・糖尿病の人であれば、糖質の少ないもの
・腎臓病の人であれば、低たんぱく高カロリーのもの
・低栄養の高齢者であれば、バランスよくPFCがそろったもの
・量が食べれない人には少量で高カロリーがとれるもの
・リハビリ中であれば、高タンパクでBCAAの多く含むもの
などさまざまな考え方ができます。


疾患による食事制限のある方には注意して、選びましょう。
実際に食べてる食事の量や栄養素の量も考慮して、トータルで考えてみましょう。




3食べやすいか

食べてもらわなければ意味がない!
 ・味
 ・食感
 ・量

に気をつける。

管理栄養士も実際に試食する!!!
おいしくて食べやすいものを選ぶことが大切。





4ゼリー状のものは離水がないか?
ゼリータイプのものは、
食事や飲み物にとろみをつけなくてはいけない
嚥下障害のある方にも使えるため
非常に便利です。


しかしこわいのが
離水

市販のゼリーでも
ふたあけたとたん、水分がこぼれて
大惨事!!!
なんてことよくないですか!?

離水1

あれがおこる商品が
ゼリータイプだと起こるものが!!!


でも嚥下障害の人に
液体のサラサーラな水分を提供するのは
危険です。


それを提供して誤嚥性肺炎にでもなれば管理栄養士のせいですよ…。

恐ろしや


パウチタイプのゼリー状のものも
ひっくり返すとジョボジョボ水分が出てくるものがあるので
必ず確認してください!

離水2





5値段はどうか?
 ・複数業者がある場合は比較しましょう
 やはり経営面の考慮も必要です★
 安くておいしくて価値のあるものの選定は管    理栄養士の仕事



6在庫管理面はどうか?
 ・発注単位の確認(1こずつorケース)
  1人の患者に使いたいのに
      20個入りとかだと、
   その方が使わなくなったとき
      在庫が余ってお金が無駄になる!
   それ考えると非常に頼みにくいです。

(余談ですがアッ〇リードの導入が上記の理由でできません。絶対個数発注の方がみんな頼むと思うんだけど)

 ・消費期限
  ほとんどのものが長いですけど、
        一応確認。
       いろんな種類のものを使いすぎると、
       在庫管理が大変になり
       苦しむことになるので、

       ある程度レギュラー商品を決めて
      その中で在庫運用するのがおすすめ。




患者さんに実際に提供したあとは、
摂取率を必ず確認しましょう!!

実際に食べやすいか感想をきくのも大切。
全量食べててもイヤイヤなんてこともあるし。

食べてもらわないと意味ないよ!!!



企業の営業さんや納品業者に連絡したら
サンプルが高確率でいただけるので、
検討するときは遠慮なく連絡しましょう!